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海外発行のクレカで台湾の電子マネー入金可能に 10月にも 訪台客に配慮

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海外発行のクレカで台湾の電子マネー入金可能に 10月にも 訪台客に配慮


(台北 13日 中央社)台湾で購入した電子マネーへのチャージ(入金)に、海外で発行されたクレジットカードが使用可能になる。早ければ10月から施行される。訪台外国人は自国で発行されたクレカでチャージできるようになり、利便性が向上する。金融監督管理委員会銀行局が9日、発表した。

銀行局によれば、台湾を訪れる多くの外国人が電子マネーカードを購入し、公共交通機関の利用や少額の支払いに使用しているものの、現金でしかチャージできず不便だとの意見がメトロ(MRT)の運営会社から寄せられていたという。クレカでチャージできるようにすることで、訪台客の利便性向上と観光関連産業の発展促進を図る。

クレカでのチャージには条件も設けられる。内容は(1)チャージの貨幣は台湾元のみ(2)電子マネーの発行機関がチャージ金額の上限を設定、リスク管理システムを構築(3)チャージ分の現金払い戻しや引き出しは不可―の3点。銀行局の担当者によると、残金は申請の上、クレカの引き落とし口座への払い戻しが可能だという。現金化を防ぐねらいがある。

台湾では電子マネーが普及しており、公共交通機関の利用に電子マネーを使う人が多い。主な電子マネーには、交通系ICカードのイージーカード(悠遊カー)やiPass(一カー通)、セブンイレブンなどを展開する統一企業グループが手掛けるicash(愛金カー)、遠東グループのHappyCash(有銭カー)がある。(カー=上の下にト)


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