佐々木宮司から説明を聞き、花の天井を見上げる参拝者

京都市右京区梅ケ畑の平岡八幡宮で7日、本殿の天井に描かれた「花の天井」秋の特別拝観が始まった。四季折々の花々に、参拝者が見入っている。
花の天井は、極彩色で描かれたツバキやボタンなど44枚の絵が、本殿の天井を埋め尽くしている。
この日は佐々木俊輔宮司が参拝者を案内し、描かれている花の解説や足利義満とのつながり、数年前に実施した障壁画の修復などについて説明した。
福岡県から訪れた観光客(49)は「花が好きなので来た。宮司から教わった歴史が面白かった」と話した。
12月2日までの午前10時~午後4時。9月30日、10月6~8日は休み。拝観料が必要(小学生以下無料)。