宇治市が封鎖した通称「勝手踏切」の一つ
JR奈良線の複線区間拡大に伴って京都府宇治市が封鎖した通称「勝手踏切」を巡り、市議会は13日の本会議で、正式な踏切にするなどの代替措置を求める請願を全会一致で採択した。
住民7人が提出した請願は、黄檗-六地蔵間にあった5カ所の勝手踏切の封鎖について、災害時の避難路確保や高齢者らの日常生活に支障が生じていると訴えている。
市は横断可能にすることは困難としてきたが、請願採択を受け、「真摯(しんし)に受け止める。地域との意見交換の場を引き続き持つとともに、JR西日本とも話し合う」としている。
勝手踏切は、以前からあった道を線路が分断したことで生じ、通院や買い物で長年利用されてきた。市は複線化で横断時の危険性が増すとして、7月28日に封鎖した。
京都府によると、奈良線の勝手踏切はほかに、少なくとも京都市2カ所、城陽市3カ所、井手町1カ所にある。JR西と府、沿線自治体は2013年8月、封鎖方針を盛り込んだ基本協定書を締結した。
(京都新聞)