中央社)賀陳旦・交通部長(交通相)は2日、立法院(国会)交通委員会で、建設中の桃園メトロ(MRT)空港線の開業時期について、目標の年内を断念し、来年上半期を目指す考えを明かした。
台北市と桃園市をつなぐ同線は当初、2010年の一部区間開業を目指していたが、相次ぐトラブルによりこれまでに6度延期されている。全長51.03キロ。台北駅と桃園空港第1ターミナルを最短35分で結ぶ計画。
現在はシステムの安定に向けた試験を実施。桃園メトロの陳凱凌総経理(社長)は、今後も引き続き調整が必要との認識を示している。