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京都・伏見稲荷で迎春準備

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守矢や絵馬を組合せた縁起物「福かさね」を作る神楽女たち



 正月に向けて、京都市伏見区の伏見稲荷大社で3日、初詣の参拝者に授与する縁起物「福かさね」をつくる作業が始まった。神楽女(かぐらめ)たち6人が参拝者の福を願いながら、来年の干支(えと)の酉(とり)を描いた絵馬や朱塗りの守矢(まもりや)などを組み合わせた。

 福かさねは、絵馬と守矢のほか、境内で取った同大社のご神木である杉の枝と五穀豊穣(ほうじょう)を意味する稲穂を束ねた縁起物。絵馬の原画は昨年に続き、日本画家の上村淳之さんと由里本出さんが描いた。

 神楽女たちは、絵馬を守矢にくくりつけ、小さく切った杉の枝を手際よく束ねていった。板坂奈桜さん(19)は「参拝者が幸せな1年を過ごせるよう心を込めて作りました」と話した。
 福かさねは年末までに約2万組を仕上げる予定。20日ごろからアルバイトも加えて本格的に迎春準備を整え、大みそかから授与する。
 

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