(中央社)国立故宮博物院南部院区(嘉義県)で4日、屋外パブリックアートの設置が完了し、記念式典が開かれた。草間彌生さんを含む国内外8人のアーティストが手掛けた作品が展示されている。
これらの作品は「国際的な芸術文化の重要な交流場所」を体現するために設置。アジアのコンテキストやイメージを表現したという。故宮の林正儀院長は、今回の完成は始まりに過ぎないとし、今後もさらに展示品を増やす可能性を示唆した。
担当者は、草間氏の作品について、本来は自身のコレクションだったとしながらも、故宮側に寄贈し、長期に渡って伝わってほしいと期待を寄せた。