
京都市を訪れる観光客をもてなす「京都観光おもてなしコンシェルジュ」の講習会が開かれました。
「京都観光おもてなしコンシェルジュ」は、京都市が宿泊や観光業に携わる人たちの中から、京都の歴史や文化について専門の知識を備えた人たちを任命しています。
コンシェルジュおよそ50人が出席し、京都市左京区で開かれた11日の講習会では、来年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公、明智光秀が取りあげられました。
京都市で観光ツアーやガイドブックの制作などを行う会社の担当者は、歴史上のエピソードのほか、ゆかりの寺や石碑から地元の祭りやグルメにいたるまで、光秀にまつわる見どころを説明しました。
「京都観光おもてなしコンシェルジュ」には現在228人が任命されていて、京都市は引き続き人数を増やして観光客をもてなす態勢をさらに整えていきたいとしています。
NHK