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京都で「地下鉄の日」 「太秦萌」のアニメは今秋公開へ

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京都学園大学京都太秦キャンパス(右京区)などで5月29日、35年前の1981年5月29日に烏丸線が開業した日に合わせたイベント「地下鉄の日」が行われた。主催は京都市交通局(京都市右京区)。

 同大学では、京都市営地下鉄のキャラクター「太秦萌(うずまさもえ)」のアニメ化プロジェクトの進捗報告会が行われた。

 同キャラクターは2011年、若手職員で作る地下鉄増客チームの家族が作ったキャラクターでポスターなどに起用。交通局とデザイン会社のGK京都(京都市上京区)の監修で2013年にイラストレーターの賀茂川さんがリファイン。その後「松賀咲」「小野ミサ」などキャラクターも増えた。

2015年公開したアニメCMはファンの間から新作を待ち望む声が寄せられたが、次期予算に制作費が組み込まれていなかったため、アニメ制作会社「魚雷映蔵」(東京都墨田区)が市の許可を得た上で、クラウドファンディングサイト「makuake(マクアケ)」を通じ資金を募集。制作確定となる100万円を2時間で達成し、最終日までに648人から1,042万2,000円が寄せられた。

 同日に新作を発表する予定だったが予想を超える資金が集まったため、公開日を延期し、今年9月18日に行われる京都国際マンガアニメフェア(愛称=京まふ)で先行上映することを決定した。

 この日、佐野リヨウタ社長とプロデューサーのGK京都の名倉剛志さんが、主人公の姉、麗(れい)の声優オーディションの開催や、初めて投入する男性キャラクターについて制作中の絵コンテの画像を公開した。会場で新キャラクター案の人気投票も行われた。

 名倉さんは「多くの人の支援に感謝している。期待に応えられるよう制作を進めていく。今後の展開も楽しみにしてほしい」と呼び掛ける。

イベントではキャラクターの声優による公開アフレコやCMに使われた「sakura」を歌う大木ハルミさんのライブも行われ、会場は熱気に包まれた。

































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