台湾の春節(旧正月)時期の風物詩となっているスカイランタンフェスティバル(天灯節)が11日、北部の新北市平渓で行われた。夜空にオレンジ色の無数のランタンが一斉に舞い上がり、幻想的な光景が広がった。
今年は新北市の十分小学校と台北日本人学校(台北市)が共同で大型のランタンを製作。日台の強い絆をアピールした。
高さ1メートル程度の紙風船型のランタン計1200個が8回に分けて放たれ、熱気球と同じ仕組みで空へ上昇。ランタンには参加者の思い思いの願い事などが記された。
天灯節は旧正月から15日目の「元宵節」に行われ、今年で19年目。10万人近くが訪れる観光イベントとなっている。今年は10月4日の「中秋節」にも行われる。(共同)