(台北 1日 中央社)国防部(国防省)が、東部の花蓮、台東地区に地対空誘導弾パトリオットミサイルを配備したことを初めて明らかにした。戦力強化の一環としている。
2日に立法院(国会)外交および国防委員会で国防部による業務報告が行われるのを前に、立法院に提出された報告書で分かった。
同報告書によると、南シナ海方面では、海軍による定期巡回時に空軍と共同で、漁船操業の安全確保や海上での物資補給、人道支援などの訓練を行うという。
また、部隊の訓練については実戦を想定したものにし、シミュレーション技術を導入した模擬戦場で、射撃訓練や陸海空軍の連携、火力演習などに重点を置くとしている。
一方、今年1月からはサイバー作戦の担当組織の再編を実施。人材の育成や安全設備の高度化を図るとしている。