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韓国で大人気の台湾発カステラ、暴露されたレシピに「だまされた」と韓国人が激怒

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2017年3月13日、韓国で大人気を博している台湾発スイーツ「大王(テワン)カステラ」の驚きの製法がテレビで紹介され、韓国に衝撃が広がっている。メーカーの関連サイトには抗議のコメントが相次ぎ、サーバーがダウンする事態に陥った。韓国・ヘラルド経済などが伝えた。

巨大なサイズとふわふわとした食感が特徴の大王カステラは、台湾発のスイーツとして昨年後半ごろから韓国で話題となっている。ソウル中心街の店などには連日行列ができ、一見、混同しそうな「そっくり」店が次々に誕生するほどの勢いだ。そうした中12日、チャンネルAで放送された番組が、大王カステラのレシピの「真実」を暴いた。放送によると、チェーン展開する大王カステラの複数の店舗で、バターや新鮮な卵の代わりに大量の食用油と卵液が使われていたほか、すでに在庫扱いの古いクリームや安価な粉末ミルクが生地に加えられていた。

また、同チェーンの韓国最大規模の売り場では「材料は小麦粉と卵のみ。化学添加物は使っていません」と宣伝してきたにもかかわらず、実際にはすべての商品に食用油が使われ、生地を混ぜる際には乳化剤や膨張剤も加えられていたことが明らかになった。同店の店員は取材に対し「化学添加物を入れないと生地ができない」と暴露したという。

事実を知った番組視聴者からは同チェーンのサイトに抗議のコメントが相次ぎ、これを報じる記事にも「知ったら食べられないな」「もう二度と食べない」「一度しか食べたことないけど、下痢をした。やっぱり理由があったのか」「大王カステラはもう絶対にやめて、今後はただのカステラを食べよう」など、一度は試したというネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

また、「この世の中に信用できる食べ物はないのか?外で何を食べるにも怖くなる」と不安がる声のほか、「安くて量が多いのにはみんな理由があるものだ。この世にタダはないという真理を忘れないようにしよう」「何でも急に人気が出たものは疑ってみた方がいいね」など、この騒動から学ぼうとするコメントも。

しかし一方では「大王カステラだけが攻撃されてるけど、他のスイーツ店のカステラだって同じだろう」「最近はやってきているチーズケーキも同じこと」と達観する声もあり、さらには「日本人のカステラ製法を見ると、真心がないとできない仕事だと思えるよ。気泡が入らないようにすべての過程で気を遣いながら作っている。消費者の違いもあるだろうけど、お菓子に対する礼儀からして違うんだな」と日本について語るコメントもあった。



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