鴨川左岸(御池通-五条通、1・8キロ)の桜並木をライトアップするイベントが、25日に始まる。定期的に鴨川を清掃している団体や地元組織などが、河川の美観意識を高めてもらおうと企画した。鴨川のライトアップは8年ぶりで、主催者は「美しい夜桜を楽しんでほしい」と話している。
鴨川を美しくする会や京都鴨川ライオンズクラブなど6団体でつくる実行委員会が主催する。京都府は1999年に鴨川左岸の三条通-七条通を「花の回廊」として整備しており、イベントは一帯を中心に行う。
しだれ桜やソメイヨシノなど約160本をLEDライトで照らす。実行委によると、鴨川でのライトアップは09年に北山通-北大路通で実施されて以来という。
実行委は「夜桜を楽しみながら、鴨川という財産の素晴らしさを実感してほしい」としている。4月15日まで。日没から午後9時半まで。荒天中止。