(台北 30日 中央社)日本の普通自動車に相当する「普通小型車」の運転免許取得時に、これまで原則不要とされていた路上試験の受験が5月1日から義務化される。交通部(交通省)公路総局では安全運転への習慣と意識を高めたいとしている。
現行では適性試験と学科試験、試験場内での技能試験に合格すれば免許の取得が可能。
公路総局によると、昨年3月から希望者に対して路上試験を実施したところ、受験者は1万77人で、うち65.5%にあたる6605人が合格。合格者は、その後の交通違反率が未受験者より低いことが分かったという。
路上試験の受験が必要になるのは、5月1日以降に申し込みをした人が対象。実際に路上試験が行われるのは早くても6月以降になる。