(台北 3日 中央社)台北市中心部の交差点で3日までに、道路の一部が最大11.3センチ陥没しているのが確認された。台湾電力によると、4月29日午後2時30分ごろ、2カ所の変電所の電源線を地下で連結させるための工事を行っていた際、地下水が染み出ているのを発見。30日午後6時から周辺の道路を封鎖し、復旧工事が進められている。台湾電力は早ければ4日午前6時までに一部の道路が開通する見込みだとしている。
道路が陥没したのは光復南・北路と八徳路の交差点。台湾電力によれば、当初は陥没の目立った形跡はなかったという。だが今月2日に状況が悪化し、最大約9.7センチの陥没が観測された。3日午前2時30分から午後1時ごろまでの間ではさらなる陥没は確認されていないと台湾電力は説明している。