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パナマ断交 総統府、中国大陸を強く非難 両岸情勢の再評価を表明/台湾

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(台北 13日 中央社)パナマが中国大陸と国交を樹立し、これまで外交関係にあった中華民国(台湾)と断交したのを受け、総統府の呉ショウ燮秘書長は13日午前、記者会見を開き、中国大陸に対して強い非難を表明した。北京当局のやり方は現状に衝撃を与え、両岸(台湾と中国大陸)の関係を平和から対抗に向かわせる誤った方法だとし、両岸情勢を見直す方針を示した。(ショウ=金へんにりっとう)

呉氏は、北京当局がこれまで各種の手段で「一つの中国」原則を操り、台湾の国際参加に圧力を与えてきたことに言及。このようなやり方は台湾の人々の生存権に対する公然とした脅しであるだけでなく、台湾海峡と地域の平和、安定に対する公然とした挑発でもあるとし、「厳重な非難を表明する」と述べた。

また中国大陸に対し、地域の安定や台湾の人々を傷つけるいかなる行為をも即時停止し、両岸関係を正しい軌道に戻すよう厳正に申し渡した。

パナマと中華民国の外交関係は、パナマが清と国交を結んだ1910年までさかのぼる(清を倒した中華民国は1912年に成立)。パナマは中華民国にとって最も重要な国交国の一つだった。だが、近年、中国大陸との関係を積極的に深めており、内部告発サイト「ウィキリークス」によると、2009年にも中国大陸との国交樹立を試みていたという。

総統府はパナマが台湾との外交関係を終了させたことについて、強い遺憾と不満を表明した。


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