2017年6月20日、台湾のネット調査サイト「DailyView網路温度計」が、ネット上で評価の高い日本ドラマのランキングを発表。昨年ヒットした「逃げるは恥だが役に立つ」が1位となり、根強い人気を示している。聯合報が伝えた。
同サイトが、昨年12月22日から今月19日までの期間を対象に、ニュースや掲示板サイト、SNSやブログでネットユーザーの声を拾い上げてデータを集計した。20日に発表された「評価の高い日本ドラマ」のランキングでは、「逃げるは恥だが役に立つ」が1位に選ばれている。
昨年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は台湾で、日本よりわずかに1週間遅れで放送され、主演コンビの新垣結衣、星野源の人気が急上昇。放送終了からすでに半年が経過したものの、その根強い人気は今も続いている。
2位は昨年の大河ドラマ「真田丸」。台湾ではこれまで「篤姫」などの大河ドラマがヒットしてきたが、歴史上の有名人をテーマに、豪華キャストをそろえ、ふんだんに制作費が投じられる見応えのあるドラマ枠として広く認知され、長年のファンも多い。
3~10位に登場したのは、「東京タラレバ娘」「リーガル・ハイ」「ボク、運命の人です」「ドクターX~外科医・大門未知子~」「半沢直樹」「貴族探偵」「孤独のグルメ」「火花」といった、いずれも人気の高いドラマ作品。トップ10の中には堺雅人の主演ドラマが3作品もランクインしており、台湾での人気の高さと、人々がその出演作に絶対的な信頼を置いていることがうかがえる。