(台北 24日 中央社)24日の台湾は全国的に晴れた真夏日・猛暑日となった。大武(台東県)では正午すぎに、フェーン現象の影響により気温が急上昇、今年の全国最高気温となる38.2度が観測された。
フェーン現象は、山越えの暖かく乾いた空気が流れ込むことで周囲の気温が上がる現象。大武の気温は午前11時ですでに37度を突破、その後上昇を続け、正午を回ったころには22日に観測した38度を上回る38.2度に達した。
中央気象局によると、6月の最高気温としては過去にも2015年の38.7度を筆頭に、38.4度、38.3度などが観測されているという。