洋の東西を問わず、ファストフードレストランなどの調理場で従業員がイタズラ心から信じがたい写真や動画を撮影し、それをSNSに投稿する様子には呆れるばかりだ。英メディア『Metro』が、台湾のマクドナルドで起きた不衛生極まりない話題を伝えた。
従業員の問題行動があったのは、台湾・台中市のあるマクドナルドで今年3月のこと。その調理場で1人の男(氏名などは明らかにされず)が黒いパンツ一枚で大型シンクに入り、シャワーを浴びる姿が激写されてインターネットに流出してしまった。悪意で店の評価を落とせば訴訟問題にも発展しかねないため画像は本物か否かと炎上していたが、それが事実であったことを店舗マネージャーが認め、謝罪するに至ったもようだ。
多くの人が“調理場はかなり暑く、男は滝のような汗に耐えかねてシャワーを浴びた”というシチュエーションを想像したこの写真。しかしマネージャーの説明によれば事情はそれとはまったく異なるものであった。男は軍への入隊でマクドナルドを辞めることになり、店ではこっそりとその送別会を開催。すると同僚は用意されたケーキを男の体にベチャッと押し付け、彼はそれを洗い流さないわけにはいかなかったという。
こんなことは後にも先にもたったの一度だけというマネージャーの主張を信じ、謝罪を受け入れた台湾マクドナルド本部。彼らも顧客に謝罪し、すべての店舗に対し衛生管理を徹底するよう監視体制を強化すると約束した。