(台北 11日 中央社)台北メトロ(MRT)の文化PR大使を務めるキャラクター「麻吉猫」をデザインしたラッピング列車の運行が9日、淡水信義線で始まった。この日、出発式が行われた象山駅のプラットホームには多くの子供たちが詰め掛け、賑やかな雰囲気に包まれた。
同列車は「親子にやさしい列車」がコンセプト。外観はピンク色を基調とし、可愛らしさあふれるデザインとなっている。同社の顔邦傑総経理(社長)は、子供を連れて外に出かけてもらえればと利用を呼び掛けた。
同社は親子や妊婦などにやさしい環境を整えようと、2015年から松山新店線の車両の一部に「親子優先エリア」を設置。今回登場させたラッピング列車の一部にも親子エリアが設けられている。