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総統府で、台湾の旗を掲げる中台統一派(2017年8月18日撮影)
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憲兵を斬りつけた容疑者の男が犯行に使用した日本刀
柄には「南京での戦いで107人を殺した」と記されている
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憲兵が斬りつけた現場を調べる捜査官
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台北の中心部にある総統府の前で18日、中国国旗を持った台湾人の男が日本刀で憲兵を斬りつけた。当局が明らかにした。
警察がAFPに語ったところによると、その場で逮捕された男は自らの政治信条を表明するために犯行に及んだと述べており、また刀は付近の歴史博物館から盗んだという。
匿名を希望して取材に応じた警官は、男がハンマーで博物館の展示ケースを叩き割り、日本刀を持ち出したと説明。「男のバックパックから中国国旗が発見された。男は総統府に行くことで自分の政治的立場を表明したかったと語っている」と話した。
逮捕された男は現在、取り調べを受けている。その一方、首に切り傷を負った憲兵は病院に搬送されたが、容体は安定しているという。
台湾と中国の関係は、「台湾は一つの中国の一部である」という中国政府の立場に反発する蔡英文総統が昨年就任して以来、悪化している。(c)AFP