(高雄 18日 中央社)台湾最大のチョウの網室展示館「金獅湖蝴蝶園」が17日、高雄市内でリニューアルオープンした。30種類以上、300羽を超えるチョウを観察可能。新たに設置された全長24メートル、高さ4.6メートルの空中歩道からはチョウが飛び交う美しい風景が楽しめるという。
高雄市政府観光局の曽姿ブン局長によれば、同局は昨年から今年にかけて園の改造工事を進めてきた。工事では空中歩道の建設や展示館を囲う網の交換、解説室の設置のほか、子供向け遊具の増設や蜜源植物の大量植栽などが行われた。総工費は約4000万台湾元(約1億4800万円)。(ブン=雨かんむりに文)
園内ではナガサキアゲハやクロテンシロチョウ、ツマベニチョウなどが飼育され、数量はこれまで最高で350羽に達したこともあるという。
年内は入園無料。来年から有料化される予定。