(台北 27日 中央社)中央気象局によると、27日午後1時18分、台北で38.6度を観測し、今年の台湾全土での最高気温を更新した。台北で観測された9月の気温としては、1896年の観測開始以来最高。
気象局の予報官によれば、27日は太平洋高気圧と暖かい空気が流れ込んだ影響で、台湾各地で気温が高くなった。西部は多くの地域で最高気温が33度を超え、板橋(新北市)で37.8度、嘉義では36.5度まで上がった。
厳しい暑さが続くのは28日日中まで。同日夕方以降は北東の風などの影響で北部や北東部では気温がやや下がり、日中の最高気温は30~33度程度にとどまる見込み。