細島港を訪れる鄭文燦桃園市長(左から2人目)。左はY桃、右は園哥
(桃園 5日 中央社)北部・桃園市と宮崎県は5日、友好交流協定を締結した。鄭文燦市長は4日午後、訪問団を率いて台湾を出発した。同市のゆるキャラ、Y桃&園哥(Tao & Yuango)も同行、都市外交に「萌え」要素を加味しながら、文化、観光、教育、スポーツ、産業など各分野での交流深化を図る。
訪問団一行は5日午前、宮崎県の海外貿易の拠点、細島港(日向市)を見学。鄭市長は、同港の主要輸出品の一つである木材は約4割が台湾向けだが、台湾航路が2013年に休止されて以来、他港経由でコンテナ輸送されていると指摘し、航路の再開を希望した。
一行はその後、観光名所クルスの海や総合農業試験場などを訪問。午後には宮崎県庁入りし、河野俊嗣知事と協定締結式に臨んだ。