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豪快、炮烙割に観客歓声 京都・壬生狂言

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 国の重要無形民俗文化財「壬生狂言」の秋の公演が7日、京都市中京区の壬生寺で始まった。素焼きの皿を豪快に割る「炮烙割(ほうらくわり)」などが演じられ、小雨の降る中にもかかわらず集まった観客から歓声が起こった。

 炮烙割は、市場への出店をめぐって太鼓売りと炮烙売りで争いになる様を描いている。笛や太鼓の音に合わせてひょうきんな所作を見せ、時に会場から笑いを誘った。最後の場面では、太鼓売りが約3メートルの高さの舞台から炮烙を次々と落とした。砂煙がしばらく消えないほどの迫力に、観客からは歓声と拍手がわき起こった。

 壬生狂言は約700年前に、円覚上人が仏の教えを分かりやすく説くために始めたと伝わり、「壬生さんのカンデンデン」の愛称で親しまれている。9日まで。有料。


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