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優雅に舞う 京都・上七軒、公演前夜祭

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京都の花街、上七軒の秋の公演「第68回寿会」の前夜祭が7日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で開かれた。芸舞妓31人が、優雅な踊りやユーモラスな舞踊劇を本番さながらに披露した。

 祝儀曲の清元「青海波」で開幕。長唄「羽根の禿(かむろ)」では、舞妓たちが羽根つきを楽しむ様子を愛らしい踊りで表現し、清元「宵の口説」では、鳥追い女と蝶々(ちょうちょ)売り、茶汲(く)み女の3人が艶っぽく競演した。

 華やかな大和楽「四季の花」や、力強い長唄「延年の舞」と続き、終幕は古典落語を題材にした長唄「あたま山」。頭に桜の木が生えた男が繰り広げる騒動をコミカルな踊りで描き、客席を沸かしていた。

 8~12日の午後4時開演。8日のみ午後1時との2回公演。入場料8千円。上七軒歌舞会075(461)0148。


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