(台北 7日 中央社)食品メーカーのカゴメ(愛知県)の台湾子会社、台湾カゴメ(台南市)が6日、設立50周年を記念して、直径1メートルの巨大オムレツを製作し、主力商品トマトケチャップの魅力をアピールした。
台湾カゴメはカゴメ初の海外合弁事業として1967 年10月6日に創設され、2002年に子会社化が発表された。業務はトマトケチャップ、トマトジュース、野菜ジュース、調味料などの生産・販売が主体で、台湾市場におけるトマトケチャップのシェアは約8割を誇る。50周年を迎える今年、トマトケチャップと相性抜群のオムライスで一つの節目を祝うことになったという。
同社は、日本のカゴメが自社製品への理解を深めるために始めたオムライス検定制度を2010年から導入。この社内資格は3級から1級まであり、現在、台湾カゴメの社員約130人のうち83人が、基本のオムライスをきれいに作れるレベルの3級に合格しているという。