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感情豊かな舞、稽古総仕上げ 京都・宮川町

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稽古の総仕上げ「大ざらえ」で三人連獅子を舞う芸妓



京都の花街、宮川町の秋の公演「みずゑ会」を前に、稽古の総仕上げ「大ざらえ」が10日、京都市東山区の宮川町歌舞練場であった。芸舞妓45人が本番さながらに5演目を披露し、所作などを入念に確かめた。

 舞妓の群舞による華やかな地唄「ひなぶり」で幕を開けた。豊後節小曲「仮名手本忠臣蔵 十二段返し」では、黒紋付きの芸妓たちが討ち入りまでの見せ場の数々をあでやかな踊りで表現した。


 長唄「三人連獅子」では、父の厳格さと母の慈愛、子の愛らしさを情感豊かに描いた。粋な人物が絵の世界から抜け出るという趣向の清元「大津絵船頭」と続き、総踊りの「宮川小唄」で締めくくった。

 12~15日の午後4時開演。14、15日のみ午後1時との2回公演。1等席8千円、2等席4千円。宮川町歌舞会075(561)1151。


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