(台北 13日 中央社)中央気象局は13日午前、北部や東部で激しい雨が降る恐れがあるとして注意を呼び掛けた。東部・宜蘭では24時間降水量が500ミリに達する可能性もある。
その他の地域で予想される24時間降水量は、北部・台北市、新北市、基隆市、東部・花蓮県、台東県で200ミリ以上。北部・桃園市、南部・屏東県では80ミリ以上となっている。
台湾の南の南シナ海を移動する台風20号周辺の湿った空気と北東の風による相互作用の影響。台風20号は13日朝現在、台湾最南端、鵝鑾鼻(ガランピ)の南南東約410キロを西に進んでいる。気象局によれば、台湾に直接影響する可能性は低いという。雨は14日まで続く見込み。
各地の13日午前0時から午後0時20分までの降水量は多い所で、宜蘭県大同郷217.0ミリ、台北市陽明山162.5ミリ、宜蘭県南澳郷118.5ミリなど。