(台北 21日 中央社)秋の気配が深まってきた台北。郊外の北投温泉では、19日から、年に一度の台北温泉祭りが始まっている。温泉業者や飲食店らが優待キャンペーンを行うほか、パレードや台湾オペラ、流し、浴衣体験など盛りだくさんの催しが予定されており、日本からも、山形の「やまがた愛の武将隊」など複数のパフォーマンス団体が参加して祭りを盛り上げる。
20日に台北メトロ(MRT)新北投駅付近で行われたオープニングセレモニーでは、柯文哲台北市長らが、同市と友好交流協定を結ぶ松山市(愛媛県)の道後温泉旅館協同組合から贈呈されたこども神輿を担いで登場。日本の「湯かけ祭り」を模したイベントも行われ、にぎやかに祭りの幕開けを告げた。
日本からの参加者は、戦国武将のいでたちで“出陣”する「やまがた愛の武将隊」(山形県)や、畳で作った楽器で演奏を行う「日本畳楽器製造」(京都府)、指宿市のフラダンスチーム(鹿児島県)、演歌歌手(松山市)など。
温泉祭りは23日までの開催。