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マスメディアのロケ大歓迎、補助金も 離島・金門の観光戦略/台湾

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ジャッキー・ウー(右から4人目)と「綜芸玩很大 Mr.Player」の出演者ら



(金門 21日 中央社)金門県政府は、マスメディアの力を借りて地元をプロモーションする観光戦略を打ち出している。最近では、台湾の権威あるテレビアワード「金鐘奨」(ゴールデン・ベル・アワード)でゲーム・リアリティー司会者賞に輝いたタレント、ジャッキー・ウー(吳宗憲)の人気ロケバラエティー番組「綜芸玩很大 Mr.Player」が県内で撮影を行った。

同県観光処は、金門の名前や風景が多くの人の目に触れることは知名度向上と観光客誘致につながるとして、2015年に、映画やテレビ、ラジオ、インターネットなどで金門のPRをする企業や団体などに対し、交通費や県内での食事、宿泊にかかる費用を補助する条例を制定した。

同処によると、これまでに多くのテレビ局や大学などから申請があり、今年に入ってからは、国宝級と言われるベテラン監督、林福地氏が連続ドラマ「四月望雨」の一部の撮影を金門で行ったという。

四月望雨は、日本統治時代や戦後、戒厳令解除など、それぞれの時代背景で発生したさまざまな歴史事件を織り込みながらつづられるドラマで、台湾で活躍する日本人女優、大久保麻梨子さんも出演する。


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