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嵐ファン聖地詣で、住民困惑も 京都・松本神社、絵馬が人気

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松本神社内に掛けられた絵馬。
コンサートチケット当選を祈願する内容が多い(城陽市奈島)



アイドルグループ「嵐」の松本潤さんの誕生日に合わせ、城陽市観光協会が売り出した松本神社(京都府城陽市奈島)の絵馬の販売数が、2カ月で3千枚を超えた。驚いた観光協会は、要望を受けて新商品も計画する。一方、ファンの「聖地詣で」に周辺住民からは戸惑いの声も出ている。

 嵐のメンバー5人の姓と同じ名の神社は全国各地にあり、コンサートチケットの当選祈願で、「嵐神社巡り」をするファンが多い。

 松本神社も、松本さんと同じ名であることから注目を浴びた。常駐の神職がいない小さな社で、観光協会が8月30日に神社で絵馬を売り出したところ、約700枚が売れた。ネット販売も好調で、保存用を含め複数買う人もおり、谷知江事務局次長は「最初の1週間は販売や発送の対応でドタバタだった」とうれしい悲鳴を上げる。

 関西の聖地の中ではこれまで松本神社だけが授与品がなく、「やっと5枚そろった。もっといろいろ作って」と求めるファンもいる。観光協会は、大野智さんと同名で同じく「聖地」の大野神社(滋賀県栗東市)に連絡して商品化の助言を受け、年明けには携帯ストラップの販売を予定する。

 松本神社の絵馬掛け台には現在、約140枚が結ばれている。だがファンの熱い思いとは裏腹に、近所の男性は「そもそも神社の由来とは関係ないので…」と困惑気味だ。前の道路は車がすれ違うのがやっとの細さで、向かいに住む男性(45)は「ファンは必ず神社の正面写真を撮る。道に出て車にひかれそうになったり、家の敷地に入ったりする人もいる。気をつけてほしい」と話す。

 絵馬は市観光協会のホームページで販売している。問い合わせは協会0774(56)4029。
【京都新聞】


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