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日本李登輝友の会、台中市にサクラの苗木600本贈呈 関係深化願う/台湾

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(左から)台中市の林佳龍市長、台日文化経済協会の黄天麟会



(台中 1日 中央社)李登輝元総統の支持者らによる交流団体「日本李登輝友の会」は日台の文化、経済交流促進を図る民間団体「台日文化経済協会」を通じ、台中市政府に3年で計600本のカワヅザクラの苗木を贈呈する。台日文化経済協会の黄天麟会長は10月31日、訪問団を率いて同市政府を訪れ、林佳龍市長と苗木の贈呈に関する協力覚書を交わした。台湾と日本のさらなる関係深化を願うとしている。

林市長は苗木の贈呈について感謝を述べると、苗木を栽培に適した同市新社区に植え、サクラの名所にしたいと話した。また、毎年開花時期には多くの日本人観光客が台中を訪れるようになり、同市が台湾の花の都となればと語った。

新社区は毎年、花のイベントが開催されることで知られている。同市政府建設局によると、2001年以降、同区でサクラの栽培が進められており、現在、その品種はカンヒザクラやマメザクラなど多岐にわたる。林市長はカワヅザクラが加わることで、同市のサクラの品種がより豊かになると喜びを示した。

黄氏によれば、日本はかつて何度も台湾にサクラを移植することを試みたが、失敗続きだった。カワヅザクラは開花期間や寿命が長く、台湾への移植に適していることから、贈呈する品種に選ばれたという。


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