(台中 2日 中央社)日本の祭りばやし文化と台湾の踊りや音楽的要素を融合させた「台中国際ダンスパレードフェスティバル」が17日から19日まで中部・台中市で開催される。18日のパレードでは、台湾と日本のダンスチームが同市の新たなランドマーク、台中国家歌劇院の周辺を踊り歩く。
今年で開催2回目となる同フェスティバルは、台中の新たな観光の特色を生み出そうと日本のよさこい祭りを参考にして企画された。同市の林佳龍市長は1日、PR記者会見に出席し、同フェスティバルはすでに台中の文化的ブランドになっているとイベントをアピールした。
台湾からは大学生や高校生のチームを中心とした12団体が出演する。林市長によれば、各チームは来年同市で開幕する台中フローラ世界博覧会(台中花博)に合わせ、パフォーマンスや衣装に花の要素を取り入れるという。日本からは愛知県や三重県、北海道など各地のよさこいチームが参加する予定。
17日は午後6時から同市政府広場で「前夜祭」が開催。18日の午後2時からは国家歌劇院前の夏緑地公園周辺でパレードが行われる。