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18年秋に工事発注/京都府宇治田原町の新庁舎

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[ 建設通信新聞2017-11-17 ]



京都府宇治田原町は、新庁舎建設基本設計案の概要を公表した。パブリックコメントを経て、基本設計を担当している内藤建築事務所が引き続き実施設計をまとめる。工事発注は2018年の秋を予定している。19年1月の着工、20年3月の完成を目指す。

 現庁舎(荒木西出10)を山砂利採取場跡地(大字贄田、立川)の敷地約1万㎡に移転し、東西軸に新庁舎、南側に「ふれあい広場」を整備するほか、駐車場195台、駐輪場30台も設ける。インフラ整備を除いた工事費は19-20億円程度と試算している。

 新庁舎の規模は、S造3階建て延べ5357㎡。1階に住民サービス窓口、保健センター・地域子育て支援センター、2階に庁議室、町長室、インフラ整備に関する執務室・教育委員会、3階に本会議場、議会諸室を配置する。

 同町の豊かな自然エネルギーを最大限活用し、光庭(エコボイド)や太陽光発電、地中熱の利用など、「エコ・スマート庁舎」を実現する。2階吹き抜けを含む1階ロビーは、人が活動する高さまでを効率よく空調する床吹き出しの居住域空調システムを採用する。

 新庁舎敷地の東側隣接地には都市公園約2万㎡も計画しており、庁舎完成後に整備に着手し、21年度の完成を目指す。


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