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運航停止から1年 復興航空の保有機、依然野ざらしのまま/台湾

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(台北 20日 中央社)昨年11月末に経営難のため運航停止し、今年1月には会社の正式解散を決定したトランスアジア(復興)航空。保有する航空機11機が未だに売却できておらず、各地の空港で野ざらし状態が続いている。

交通部(交通省)民用航空局のデータによると、売却できていない11機は、エアバスA330型機2機、A321型機とA320型機が1機ずつ、ATR型機7機で、桃園空港、松山空港、高雄空港の3カ所に放置されている。

同社は今年4月、11機の買い手がついたとプレスリリースで発表したが、取引期間が半年にも及ぶため、他の買い取り先を探すことで合意した。

その後、航空機リース業者や海外の航空会社から打診があったものの、いずれも成約に至っていない。11機の債権を有する銀行は定期的に航空機の停留料支払いを行っているが、野ざらしにされている機体の老朽化が進んだ場合、売却に不利となるのは必至だ。


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