京都府警右京署の玄関にお目見えした大だこ
新年に向け、地域の安全を願う大だこが30日、京都府警右京署の玄関にお目見えした。勇ましい姿の雷神が描かれ、街中の犯罪に目を光らせている。
大だこは約40畳分の大きさで、地元の防犯ボランティア椿原正人さん(74)が約30年前から毎年制作している。今年は、特殊詐欺や性犯罪などの根絶を訴えるメッセージを添えた。
来年1月中旬まで掲げた後、子どもらと一緒に空に揚げる予定。椿原さんは「地域から犯罪が一つでも減るよう、雷神様に街を鎮めてもらい、皆で安心して新年を迎えたい」と話している。
【京都新聞 2017年11月30日】