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宝塚歌劇団、人形劇「ポテヒ」の映像作品を舞台化 来秋の台湾公演で上演へ

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紅ゆずる(左、寛宏芸術)と東離剣遊紀の主人公「凜雪鴉」



(台北 27日 中央社)宝塚歌劇団は26日、台湾の伝統人形劇「ポテヒ」(布袋戯)を素材に日台合同で制作した映像作品「サンダーボルトファンタジー 東離剣遊紀」を初めてミュージカル化し、来秋に予定されている台湾公演で星組により上演すると発表した。主演は紅ゆずると綺咲愛里。台湾のファンからは、宝塚の台湾公演に対する意気込みに称賛の声が上がっている。

「サンダーボルト~」はポテヒを現代風にアレンジした「霹靂布袋戯」と日本のシナリオライター、虚淵玄とのコラボレーションで生まれた武侠ファンタジー。2016年にTVシリーズの第1期が放送開始され、今年12月には新作が劇場上映された。来年にはTVシリーズ第2期の放送が決まっている。ミュージカルの脚本・演出は、小柳奈穂子が担当する。

宝塚は公式サイトで、「日台の文化交流により生み出されたこの作品が、宝塚歌劇の舞台でどのように上演されるかご期待ください」とミュージカル化への自信をのぞかせている。

この知らせを受け、台湾のインターネット上では、「台湾公演に対する心意気と誠意を感じる」「人形が登場する際に披露する台湾語の詩をどのように表現するのか楽しみ」など期待するコメントが寄せられた。

宝塚の台湾公演は2013年、2015年に続き3度目。来年10月20~28日に国家両庁院国家戯劇院(ナショナルシアター、台北市)、11月2~5日に高雄市文化センター至徳堂(高雄市)で上演予定。高雄での公演は初めてとなる。


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