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除夜の鐘、豪快に試し突き 京都・知恩院

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大みそかを前にした試し突きで豪快に大鐘を響かせる僧侶たち



 大みそかに鳴らす除夜の鐘の試し突きが27日、京都市東山区の知恩院(浄土宗総本山)で行われた。僧侶17人が勢いよく綱を引いて撞木(しゅもく)を大鐘に打ち付け、雪の舞う東山の山並みに鐘の音をとどろかせた。

 境内南東の大鐘楼(重要文化財)で、約30人の僧侶が太い親綱1本と細い子綱16本を交代で手にした。親綱を握る僧侶が「えーい、一つ」と掛け声を発して体をのけ反らせながら撞木を大鐘に打ち付けると、高さ3・3メートル、直径2・8メートルで、重さは約70トンの巨大な鐘が左右に揺れ、「ゴーン」と低い音が響き渡った。
 
周辺には多くの見物者が集まり、ダイナミックな僧侶の動きをカメラに収めていた。鐘を突いた岩田翔爾(しょうじ)さん(24)は「親綱を握っていると体を持っていかれそうで怖かった。大みそかは、参拝者がいい年を迎えられるよう願って打ちたい」と話した。除夜の鐘は31日午後10時半過ぎから、僧侶が108回突く。


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