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孤独な育児解消へ交流サロン 京都の母親や看護師ら開催

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乳幼児の体調を見分けるポイントについて母親に説明する看護師
(木津川市相楽・市西部交流会館)



京都府木津川市に住む母親や看護師らが、子どもの発達や医療などの悩みを相談しながら交流できるサロン「イクハンカフェ」を毎月、市内で開いている。看護師らが育児について助言しており、子育てをする人同士がつながる場になれば、と期待している。

 看護師の新谷まさこさん(38)=同市相楽=らが育児に不安を抱える保護者の出会いの場をつくろうと9月に始めた。障害児の療育に詳しいスタッフもおり、専門的な悩みにも答えられるという。

 11月に同市相楽の市西部交流会館で開かれたカフェには母親8人が子どもを連れて集まった。「子どもの様子で大事なのは、顔色、機嫌、食い気、元気、呼吸の『かきくけこ』です」。新谷さんが乳幼児の体調の見分け方や解熱剤を使うポイントを説明した。

 参加者が自己紹介し、飲み物を手に語り合う時間もある。子連れでも気軽に参加できるよう、おもちゃも用意している。

 5カ月の長男を連れて初めて参加した石上聖加さん(27)=同市城山台=は、「子どもが風邪をひいたときは1人で判断しないといけないので勉強になった。子育てをしている人とゆっくり話す機会もないので参加して良かった」と話した。
 同市には、新興住宅地に引っ越してきて地域に知り合いが少ない保護者も多い。新谷さんは「子育て世代に増えている『孤独な育児』をなくしたい。みんなでわいわいしながら場を築いていければ」と話す。

 参加費500円。次回は2月19日に開催予定。問い合わせはスタッフの川崎さん090(4295)1223。


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