福袋を買い求める客でごった返す特設会場(京都高島屋)
元日から一夜明けた2日、京都市内の百貨店で初売りが一斉にスタートした。福袋やセール品の売り場は大勢の買い物客でごった返し、熱気に包まれた。
京都高島屋(下京区)では開店前から4カ所の入り口前に計約9500人が並んだため、予定より30分早く午前9時半に開店した。7階の特設会場では生活用品や化粧品、子供服などの福袋が飛ぶように売れ、両手に商品を抱えた来店客が行き交った。
今年はバルーンアートのドレスを着てホテルで軽食を楽しむプランをはじめ、一戸建て注文住宅などを抽選販売する「福袋」も用意。流行の「インスタ映え」を意識した商品も多かった。
午前6時半から並んだという京都市出身のパート従業員荒木眞澄さん(58)=岐阜県高山市=は「店内をどう回るか作戦を立てて臨んだ。福袋は夢があります」と笑顔で話した。この日は大丸京都店(同)、ジェイアール京都伊勢丹(同)などでも初売りがあった。