台湾10チームの頂点に立つ嘉義市民生国民中学の選手ら=学生野球連盟提供
(台北 3日 中央社)台湾と日本の中学球児の交流を図る国際野球大会が先月29日から今月2日まで南部・嘉義で行われ、台湾10チームと日本9チームが熱戦を繰り広げた。桃園市新明国民中学の監督は、日本のチームの攻守交代の際の態度を称賛。「われわれの選手も見習うべきだ」とコメントした。
大会は台湾と日本のチームが対戦し、試合結果によってポイントが加算される制度が導入され、台湾と日本別々に順位が争われた。台湾は嘉義市民生国民中学が7勝2敗、日本は信越選抜が8勝1敗1分けでそれぞれ優勝を飾った。
嘉義民生は最終日、日本の南関東選抜と対戦。接戦の末、2-3で敗れた。桃園新明も同日、南関東と戦った。先発投手が好投、南関東の打線を抑え、4-1で勝利を収め、6勝1敗2分けで嘉義民生に次ぐ2位となった。