トヨタのCorolla Altis X
(台北 3日 中央社)2017年の台湾の新車販売台数は前年比1.1%増の44万4669台で、過去12年で最多となった。メーカー別ではトヨタが12万8084台を売り上げ、販売台数は前年より8.2%減少したものの、16年連続で国内シェア首位を獲得した。2位以下には三菱(4万8248台)、日産(4万2631台)が続いた。
車種別販売台数ではトヨタが上位を席巻した。トップ3は「カローラアルティス」(3万9887台)、「RAV4」(2万2440台)、「シエンタ」(1万4577台)でトヨタ車が独占。トップ10には他にも「ヤリス(日本名:ヴィッツ)」(1万2052台、6位)や「ヴィオス」(8569台、10位)がランクインし、半分をトヨタ車が占めた。
国内シェア4位のホンダは売上台数が前年比24.5%増の3万4071台となり、伸びが目立った。スポーツタイプ多目的車(SUV)の人気がけん引したとみられ、2016年発表の「HR-V」と昨年6月発表の「CR-V」がそれぞれ車種別の4位と7位に入った。
新車販売台数のうち、4割を超える18万5531台を輸入車が占め、前年より8.9%増加した。