2017年台北ユニバーシアード金メダリストの李智凱選手
(台北 13日 中央社)韓国で来月開かれる平昌五輪の聖火リレーに、台湾から「あん馬のプリンス」の異名を持つ男子体操の李智凱選手(21)ら6人が参加した。
7500人が韓国国内の2018キロを101日間かけて巡る平昌五輪の聖火リレー。昨年11月に仁川でスタートし、今月10日に再び仁川入りした。
台湾の走者は李選手のほか、台湾モバイルなどハイテク関連企業5社の代表。12日、氷点下16度という厳しい寒さの中で仁川市内の九月洞エリアを出発、1.2キロを走って聖火をつないだ。
昨夏の台北ユニバーシアード男子あん馬で金メダルに輝いた李は、台湾で大ヒットしたドキュメンタリー映画「ジャンプ!ボーイズ」(翻滾[口巴]!男孩)に出演したこともあるスター選手。小学生や幼稚園児の体操強化選手がコーチの指導の下、厳しい訓練に励む過程を描いた同作は、2006年に日本でも公開されている。
聖火は今後ソウルなどを経て、来月9日の開会式で聖火台に点火される。