(台北 16日 中央社)中央銀行は16日、新年の干支、戌年(いぬ)にちなんだ犬図記念コインセットをお披露目した。額面100台湾元(約370円)の銀貨と10元(約37円)の銅合金貨各1枚入りで、ショーケースを兼ねた台座付き。1セット1800台湾元(約6700円)で、25日から12万組が限定販売される。
銀貨の銀含有量は1オンス(約31.1グラム)で、図柄は正面が台湾原産の中型犬、裏面は祭囃子(陣頭)で練り歩く道教の神様、三太子。銅合金貨は正面に陰陽太極図と犬の組み合わせ、裏面に部分的に彩色が施されたランの花があしらわれている。
購入は1人1セットまでで、台湾銀行の国内各営業拠点で販売される。
中央銀行は毎年、旧正月前に干支の記念コインを発売している。