母校で行われた壮行会で後輩たちにハイタッチで送り出される平野投手
プロ野球オリックスから米大リーグダイヤモンドバックスに移籍する平野佳寿投手(33)=鳥羽高-京産大出=が17日、母校の京産大を訪れた。約600人の学生が集まった壮行会では、「京産大を出たということに誇りを持って、世界にアピールしていきたい」と意気込みを語った。
平野は学生から花束を受け取り、「みなさんも世界にいろいろな形で羽ばたいてほしい。僕も一緒になって頑張り、応援していきたい」とエールを送った。質疑応答では印象的な打者を聞かれ、イチロー選手を挙げた。2006年のプロ入り最初の紅白戦でワールド・ベースボール・クラシックのため調整していたイチロー選手と対戦したといい、「セカンドゴロに打ち取ることができた。また球場でお会いしたい」と話した。
また、同大学の後輩の岩橋慶侍投手(ヤクルト、京都すばる高出)とともに、屋内練習場で現役部員も見守る中、公開練習を行った。