温泉地として知られる新北市烏来(ウーライ)で1月7日、「烏来渓谷マラソン」が開催された。烏来は山あいに位置し、空気が澄んでいるため、肺をきれいにする聖地とも呼ばれる。あいにくの雨に見舞われたが、霧に包まれた水墨画のような美しい景色と澄んだ空気に癒やされながらランニングを楽しんだ。
▽台風被害を乗り越え 3年ぶりの開催
同大会の開催は3年ぶり2回目。烏来は2015年夏に襲った台風で大きな被害を受け、大会の開催は以降ストップしていたことから、待ちに待った実施となった。参加者は約3500人。
大会のメインビジュアルは「2」の数字が目を引く。主催した新北市観光旅遊局の担当者によれば、やっとの思いで2回目の開催にこぎ着けたという意味と、勝利のブイのメッセージが込められているという。
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