記者会見で平昌五輪への意気込みを語る宮原(左)と浜田コーチ
=大阪府吹田市・関大千里山キャンパス
平昌冬季五輪に出場するフィギュアスケート女子代表の宮原知子(関大・木下グループ、京都市中京区)が18日、大阪府吹田市の関大千里山キャンパスで記者会見し、「まずは大舞台に立てることに感謝して自分のベストを尽くしたい」と意気込みを語った。
宮原は学内の壮行会に出席後、ブレザー姿で会見に臨んだ。年末年始の休養を挟み、徐々に練習量を増やしている現状を説明。五輪前最後の実戦となる四大陸選手権(24日開幕・台北)に向け、「試合の感覚をつかむこととを意識して臨みたい」と話した。
会見には指導する浜田美栄コーチも同席し、「夢がかなわなかった選手の分までしっかりと思いを受け止め、日本代表として滑りきってほしい」と語った。バンクーバー五輪男子代表で関大アイススケート部の織田信成監督は「けがを経て不屈の精神と感謝の気持ちが強くなった。それがあれば五輪でも自分が望む演技ができる」とエールを送った。