阿里山公路・隙頂付近のカワヅザクラ
(嘉義 26日 中央社)南部・嘉義県の景勝地、阿里山森林遊楽区に通じる自動車道、阿里山公路の隙頂(標高約1250メートル)付近で、日本から贈られたカワヅザクラが満開となった。ピンク色の花が青い空に映えてことの外美しく、多くの行楽客が足を止めてカメラのシャッターを切っている。好天に恵まれれば、来週まで楽しむことができる。
隙頂は霧や日の出の名所として知られるほか、巨大なゾウに見える山、「象山」を見渡せるなど、見どころが多い。
ここで見られるカワヅザクラは、桜の植樹を通じて世界各地と交流する日本のNPO育桜会(東京都)が2008年に寄贈した約300本。隙頂の二延平歩道(遊歩道)一帯に植えられ、以来毎年、花見客を楽しませている。