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アブラギリで日本人客呼び込み 目標は開花期の訪台1万人以上/台湾

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アブラギリの花



(台北 25日 中央社)北部・桃園から中部・台中までつながる「客家ロマンチック街道」の観光市場拡大を目指し、客家委員会の李永得主任委員(閣僚級)は24日の記者会見で、春に迎えるアブラギリの開花シーズンに日本から1万人以上の観光客を台湾に呼び込む目標を明らかにした。

客家ロマンチック街道は、台湾西部を南北に走る省道台3線をロマンあふれる道路にする政府主導のプロジェクト。同線は客家人が多く居住する16の地域を通っており、生活や文化、生態、産業、観光など多方面で盛り上げることで、エリアの国際化を目指している。

李主任委員は昨年8月、交通部観光局の周永暉局長らと日本に出向き、大手旅行会社らに対して同街道を訪れる旅行商品の造成に向けたPRを実施。今年6月までに、団体客ら約8000人の来訪が予定されているという。

アブラギリは毎年4~5月に台湾各地で見ごろを迎える。アブラギリはかつて、客家人によって家計を支える重要な作物とされていたことから、客家人とアブラギリは深いつながりを持つ。開花シーズンには毎年各地でアブラギリをテーマにしたイベントも開かれる。

台湾では昨年6月、全国放送の客家語ラジオ局「講客広播電台」が開局。同年末には客家語を国家の言語として定めることを盛り込んだ客家基本法の改正案が立法院(国会)を通過するなど、客家語の保護が進められている。
 

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