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鐘突いて、先祖の霊お迎え 「六道まいり」

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強い日差しが照りつける中、「迎え鐘」を鳴らす参拝者たち


お盆を前に先祖の霊を迎える伝統行事「六道まいり」が7日、京都市東山区松原通東大路西入ルの六道珍皇寺で始まった。大勢の参拝者が突く「迎え鐘」の音が境内に響き続けた。

 同寺は平安時代の葬送地だった鳥辺野付近にあり、冥界の入り口にあたる「六道の辻」とされる。霊がここを通って戻ってくると信じられてきたため精霊迎えの行事として行われてきた。

 この日は早朝から鐘をつく長い列ができた。参拝者は鐘をつき、故人の名を記した水塔婆をお地蔵さんに供え、精霊が宿るとされるコウヤマキを持ち帰った。

 3年前に夫を亡くした伏見区の舩越幸子さん(85)は参拝して「孫やひ孫が交通事故に遭わないようにと旦那にあいさつしました」と話していた。10日まで。六道まいりに合わせ、重要文化財の「薬師如来座像」や閻魔(えんま)大王像、小野篁像、十一面観音像などを一般公開している。




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